全力でxiaomiスマホをGooglePixel化するお話
諸般の事情(前回の記事参照)によりPixelExperienceが焼けなかったのでLineageOSを全力でPixel化しました。
PCでのadb環境構築済み、BLU済みのAOSPまたはMIUIでの操作を前提にしています。
ブートループやら文鎮化やらが起こり得る可能性がゼロではないので自己責任でお願いします。
LineageOSを焼く
公式サイトからデバイスを選択し、大量のimgファイルとzipファイルをすべてダウンロードしておきます。
PCとスマホをつないで、ターミナルなりコマンドプロンプトなりを開いて adb reboot bootloader のコマンドを入力するか 音量-ボタンと電源ボタン同時押しでブートローダーを開きます。
ダウンロードしたimgファイルをすべて fastboot flash ~ で焼きます。パーティション名はimgのファイル名に合ったものにしてください。
例:fastboot flash vendor_boot vendor_boot.img
焼いたら fastboot reboot recovery か、音量+ボタンと電源ボタン同時押しでカスタムリカバリーを起動します。
カスタムリカバリ―が起動したらデータをワイプ(factory reset)してから adb sideload (apply update)でzipファイルを焼きます。
ここで一回起動するか確認しといたほうがいいです。
GAppsを焼く
LineageOSにデフォルトで入ってるのはオープンソースのアプリなのでGAppsを焼いておきます。
今回はNikGappsのFullを入れました。
リカバリーを開いて、NikGappsのzipをside loadします。signature verification failed(署名の検証に失敗したぜ)とか do you want to continue away?(このまま続ける?)とか出てくるかもしれませんがYesで通してください。Noだと焼けません。
終わったらシステムを再起動します。そしたらGoogle製アプリに置き換わっていたり追加されていたりするはずです。
Magiskをぶち込んでroot化
MagiskもGapps同様にside loadで行けるらしい?です。私はできなかったのでpayload_bin.exeで抽出したboot.imgにパッチしてfastbootで焼きました。
Magiskを入れて起動した後にセットアップが必要と言われて再起動が必要かもしれないので必要だったら再起動します。
Magiskアプリを隠しまして、Systemless hostsを有効化しまして、Zygiskも有効化して再起動したらOKです。
Magiskモジュールを入れる
以下はroot環境を通常使用するなら必要になると思うので各自で入れて設定してください。
- Shamiko
- LSPosed
- Universal SafetyNet Fix
Pixel化するにあたって必要なのはPixelifyというモジュールです。
名前の通りPixelの機能やUIを有効化できるモジュールです。
GboardのGロゴ有効化とかは私は別にいいかなと思ったのでそれ以外を選んでインストールしました。(Call Recordingのとことかで地域選択の部分があるのでそこだけは気を付けた方がいい、選択間違えやすいから)
結論
Pixel買った方が早い。
しかもこの記事を執筆中にMi 11 lite 5gにPixelOSのunofficial版ビルドが降ってきたので書いただけ無駄かもしれない。